STEM教育 STEM教育の本質 ポジションステートメント

STEMマニアの誕生

 久しぶりの更新です.少し,STEM/STEAM教育関係の論文を紹介していくなどのことをしていくべきなのかなぁと思ったので,少しずつ紹介していきます.

 1990年代、アメリカ国立科学財団(NSF)は「SMET」を「Science, Mathematics, Engineering, and Technology」の略語として使い始めた。しかし、NSFのプログラムオフィサーが「SMETは “Smut “に似ている」と指摘したことから、”STEM “という略語が生まれた。2003年の時点では、この言葉の意味を知っている人はほとんどいなかった。その年多くの人は、私が構想し始めたSTEM教育の大学院プログラムは、幹細胞の研究と何か関係があるのではないかと質問した。2005年秋、私たちバージニア工科大学の技術教育プログラムの教員がSTEM教育の大学院プログラムを立ち上げたときも、その傾向は強く残っていた。しかし、アメリカ人は、世界は平らだと知ると(Friedman, 2005)、中国やインドが世界経済においてアメリカを凌駕する勢いであると考えるようになった。そして、あらゆるSTEM分野に資金が投入されるようになり、STEMマニアが誕生した。今では、ほとんどの人が 今ではほとんどの人がSTEMの頭文字に慣れ親しんでいる(Sanders, 2009より)。

 本サイトでは別のページでもSTEM/STEAM教育とはについてまとめているので,そちらも参照.

 要するに,始まった当初は教育方法でも何でもなかった:予算をつける範囲だったところから,対外政策としてというところまで,一貫して私たち教育者から遠いところでお話が進んでいるようでならない.それが2013年に私がSTEM教育に出会った時点で感じたことで,だからSTEM/STEAM教育って何なのかを作っていかなければならないのではないかと.いう思いで研究が始まりました。
 これが現在まで一貫する私の行動原理であり,少なくともSTEM/STEAM教育関係では,今後も変わらないだろうと思っている.

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