探究の8つの活動

探究と聞いてどんな活動であると思い浮かべますか?
恐らく、下のような流れがその一つではないでしょうか?
疑問→目的→方法→実験→結果→考察→まとめ
 しかしよくよく振り返ってみると、これらは最終的にレポートにまとめるとか、ノートにまとめましょうという段階でこのように順番にまとめたいのであって、実際に探究活動がこのように進むとは限りません。もっと紆余曲折があるのが当然ではないでしょうか。きっと、自分自身でいろいろ調べたことのある方は、それがよくわかっていることでしょう。

 そこで、このページでは、実際に探究活動ではどういうことをすることになるか、何ができるようになってほしいかという視点で、探究活動をいくつかの項目に分けて説明することにします。以下、表1は科学とエンジニアリングで実際に取り組まれる8つの活動を並べて紹介しています。自分自身で何か調べた経験のある方は振り返りのつもりで、初めての方はこれから学んでいくつもりで、一つ一つを見ていってください。もちろん、一度にすべてのことを覚えるのは難しいと思いますので、それぞれ実際に取り組みながら、理解していってもらえればOKです。

 この表の並びを見ると、Practice1と6以外は共通していることが分かると思います。そのため、Practiceの2,3,4,5,7,8については同じ内容を、1と6については科学とエンジニアリングに分けて別々に説明のページを設けてあります。各項目のリンクをクリックして、それぞれのページで学習を進めてください。

表1:8つの科学とエンジニアリングの体験的・経験的活動
 ScienceEngineering
Practice1疑問をもつ課題を明確にする
Practice2モデルをつくり、 用いる
Practice3調査を計画し、 実行する
Practice4データを分析し、 解釈する
Practice5数学を用いて 計算論的思考をする
Practice6説明を構築する解決策をデザインする
Practice7証拠にもとづいた
議論を展開する
Practice8情報を手に入れ、
評価し、交流する

National Research Council, 2012; Achieve, 2013, 訳:齊藤, 2013; 2014)

 なお、それぞれのページは以下のような構成で、なるべく簡単な内容からより高度な内容になるように構成されています。各自のレベルで分かるところまで、理解したら即実践、分からなくなったら、このページに戻ってくるというスタイルで学習を進めてください。

  • 各活動項目(Practice)の説明
  • 誰でもできる基本的な活動
  • ステップアップ
  • より高度なレベルで
  • 参考図書及び文献
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