持続可能性とは何か
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持続可能性とは何か
持続可能性概念の登場
およそ300年前の1713年,ドイツ人のハンス・カール・フォン・カルロヴィッツが,著書「林業の経済学」(未訳:原著「Silvicultura oeconomica」)のなかで,森林の保全,材木の継続的,安定的,持続的な方法での使用を提唱している(Kuhlman & Farrington, 2010;Schmithüsen,2013)
持続可能な開発
持続可能性(Sustainability)の語は,古くは1987年の環境と開発に関する世界委員会(World Commission on Environment and Development: WCED)の報告書である「我ら共有の未来」(Our Common Future)に見られる(WCED, 1987).
同報告書は,持続可能な開発を,「将来世代のニーズを満たす能力を妥協しないかたちで,現代のニーズに応える開発」と定義している(Johnston, Everard, Santillo and Robert, 2007).
ここでは,「環境の諸問題を政治的課題としてはっきりと位置づけるとともに、それぞれを個別の問題ではなく、開発と切り離して考えることのできない問題として、そしてすべての人々と国々の権利として、その相互依存性を認識して提示された」(国連広報センター)
本プロジェクトにおける持続可能性
本プロジェクトでは,Walker & Salt(2006)の定義を借りながら,持続可能性を以下のように定義している.\\社会生態系が,その機能を保つことができる範囲で,システムの在り方を大きく転換してしまう閾値から十分距離を取って維持されていること(齊藤,2018-2022).
持続可能性とは何か.1658072012.txt.gz · 最終更新: by tomsent22
