ユーザ用ツール

サイト用ツール


持続可能性とは何か

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
持続可能性とは何か [2022/02/23] – [持続可能性概念の登場] tomsent22持続可能性とは何か [2022/07/18] (現在) tomsent22
行 1: 行 1:
 ====== 持続可能性とは何か ====== ====== 持続可能性とは何か ======
- 
-===== 持続可能性の定義 ===== 
  
  
 ===== 持続可能性概念の登場 ===== ===== 持続可能性概念の登場 =====
 + およそ300年前の1713年,ドイツ人のハンス・カール・フォン・カルロヴィッツが,著書「林業の経済学」(未訳:原著「Silvicultura oeconomica」)のなかで,森林の保全,材木の継続的,安定的,持続的な方法での使用を提唱している([[https://doi.org/10.3390/su2113436|Kuhlman & Farrington, 2010]];[[https://www.fao.org/3/i3364e/i3364e01.pdf|Schmithüsen,2013]])
 +
  
 ===== 持続可能な開発 ===== ===== 持続可能な開発 =====
 + 持続可能性(Sustainability)の語は,古くは1987年の環境と開発に関する世界委員会(World Commission on Environment and Development: WCED)の報告書である「我ら共有の未来」(Our Common Future)に見られる([[https://www.are.admin.ch/are/en/home/media/publications/sustainable-development/brundtland-report.html|WCED, 1987]]).
 +
 + 同報告書は,持続可能な開発を,「将来世代のニーズを満たす能力を妥協しないかたちで,現代のニーズに応える開発」と定義している([[http://dx.doi.org/10.1065/espr2007.01.375|Johnston, Everard, Santillo and Robert, 2007]]).
 +
 + ここでは,「環境の諸問題を政治的課題としてはっきりと位置づけるとともに、それぞれを個別の問題ではなく、開発と切り離して考えることのできない問題として、そしてすべての人々と国々の権利として、その相互依存性を認識して提示された」([[https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/un70/un_chronicle/brundtland/|国連広報センター]])
  
  
-===== 本講義における持続可能性 =====+===== 本プロジェクトにおける持続可能性 ===== 
 + 本プロジェクトでは,Walker & Salt(2006)の定義を借りながら,持続可能性を以下のように定義している.\\  [[社会生態系]]が,人間の求めるある[[期間]],その機能を保つことができる範囲で,システムの在り方を大きく転換してしまう[[閾値]]から十分距離を取って維持されていること(齊藤,2018-2022).
持続可能性とは何か.1645601014.txt.gz · 最終更新: by tomsent22